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ダブルワークしている看護師の事例と気をつけたいこととは?

 

遠くの事業所で夜勤バイトをしているナース

1回の勤務で数万円受け取れることも少なくない夜勤バイト。

 

看護師のスキルを活かしながら、効率的に稼ぐことができます。

 

本業の職場と近い場合、噂が広まりバレやすいため、バイト先には、少し遠い地域の職場を選ぶ人も。

 

ただし職場によっては、仮眠をとる暇がないほど忙しい所もあります。

 

なるべくゆったり働きたい方は、事前によくリサーチする必要があるでしょう。

 

派遣会社の単発バイトをしているナース

派遣のバイトは、健診、訪問入浴など1日単位のスポット業務が多く、

 

空いた時間や長期休暇中に仕事を入れやすい点が魅力です。

 

健診なら採血の上手さや作業スピード、訪問入浴なら重い浴槽を運べる体力など、仕事内容によって必要なスキルが異なります。

 

得意なスキルを活かせる仕事は何か、事前に考えてから仕事を引き受ければ、楽しく働けるでしょう。

 

看護師以外の仕事をしているナース

飲食店での接客、パソコンを使ったデータ入力など、看護師以外の仕事を副業とする人もいるようです。

 

「医療業界でしか働いたことがないので、他の世界が見れて新鮮」
「社会勉強になる」という声も。

 

人目に付きにくく、偽名で働けることから、密かに水商売の副業をする看護師も少なくないとか・・・。

 

ただ接客業には、本業の関係者が店に来た場合、極めて高い確率でバレるというリスクがあります。

副業・ダブルワークで気をつけたいこと

●副業収入の確定申告も忘れずに

「副業収入が20万円以下なら確定申告は不要」と認識している方は要注意!

 

これは「所得税の確定申告は不要」という意味であり、
住民税の確定申告は行わなければなりません。

 

なお、住民税は副業で得た収入も課税対象になるため、
天引き(特別徴収)される際、「住民税の額がやけに高いけど、もしかして・・・」と、

 

本業の職場にバレる可能性が高いです。

 

防止策としては、
確定申告の際、副業分の住民税は
普通徴収とするよう申告するという方法があります。

 

普通徴収の場合、
天引きはされず個人宛に請求通知が来るため、
バレる可能性が低くなります。

 

公立病院では禁止・バレたら解雇!?

公立病院の常勤看護師は、公務員として働くことになるため、基本的に副業はできません。

 

たとえ「賃金をもらわない、単なる手伝い」でも行ってはならないと、地方公務員法で厳しく定められています。

 

また、民間病院やクリニック、施設などでも、常勤看護師の副業が禁止されている場合があります。
*禁止していないところもあります。

 

副業しようと決める前に、まず就業規則を確認してみてください。

 

規則を破って副業し、万が一バレた場合、解雇されても文句は言えません。

 

また、副業を頑張るあまり、疲れて本業でミスを連発したり、副業がバレて解雇されるようなことがあっては、本末転倒。

 

看護師として築いてきたキャリアが、水の泡になってしまう可能性も。

 

メリットだけに目を奪われず、リスクも把握した上で、副業するか否かを慎重に判断してください。

 

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